時速6@市ヶ谷フィッシュセンター
少し前のはなしになりますが、また空き時間を利用して行ってしまいました、総武線乗客からパパラッチされてしまうコイの釣り堀、市ヶ谷フィッシュセンターに。
受け付けを済まして釣り場を見回すと、客層は常連な紳士たち、時期だけにファミリー連れ、学生、さらには会社を抜け出し中のサラリーマンと、中々懐が深い客層です。
そしてパッと見、魚を掛けてる方は短竿率が高い。
なら僕もその流れに乗りましょうということで、短竿をレンタル。
道路側中央に釣り座を構え、まずは岸際を狙います。
アタリはめちゃくちゃあるのですが、全くカスらない時間が20分近く続きました。
試行錯誤を重ねようやく針に重みが乗ったんですが、その時の状況は、柔らかめでそんなに大きくはない餌、前ぶれもなくいきなり5mmほどウキがピクリと動いたタイミングでのアワセ…といった感じ。
一瞬で針が外れましたが、これを参考に色々修正すると、いきなり結果が…
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13:48
正直周りも釣れてる日だったとは言え、27分間に6匹という瞬間風速は自分でもたまげました。
序盤からの修正点は三つ。
まずは受け付けで売ってるヘラウキに変更。これでアタリが大きく出るので「いきなり来るアタリ」に対してもアワセのタイミングを取りやすくなりました。ウキ下の調整はシビアでしたが、オモリに関してはレンタルタックルに元々ついてる板オモリのままで行けました。
二点目は、少しずつ餌に水を加えたこと。シャバシャバまでは行かないけど、かろうじて針に餌がつくくらい、という柔らかさに。
おそらくこうすることで、針先が露出しやすくなるため、フッキング率が上がるのでしょう。
また餌の比重も水に近づくのでアタリも大きく出る気がするし、アピールを高めるために少し餌を大きくしてもフッキング率は割と良いみたいです。この方法がいつも有効なわけではないと思いますが、今回はまさにパターンにハメた感じになってくれましたね。
最後に、ウキと竿先の距離を小さくする。要はアワセた時に、針の移動に関して横方向のベクトルが小さくなり上方向へのベクトルが大きくなる。だからコイの上顎にフッキングしやすくなる、ていうイメージです。
なお、お客さんも増えてきたので壁狙いをやめて正面の沖に狙いを変えてから釣れましたが、これはシーズンによっては良し悪しあるかも知れません。
ちなみにレンタルの短竿ですけど、なかなかどうして長竿より使いやすかったですね。短いぶんフッキングしやすいし、軟調なのでバレにくいということなんでしょうが、パワーも十分ですし、これはもはや長竿を借りる必然性がなくなってしまったんじゃないかと思いました。
残り10分。7匹目を釣ってから帰ろう!と最後まで頑張ったのですが、ウキが思いっきり沈んだのに時計見てて合わせ損ねたり、三回くらいあったチャンスを不意にしてしまいました。
そんな感じで出来過ぎ釣行でしたが、精進します。押忍。
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