しかし、結果は
ボロボロでした。
朝方が特に渋かった…
何かがおかしいとは思いつつ、完全なる迷走状態に入ってました。
最初の1時間半やってやっと1キャッチでしたが、それも
ベスパ0.7gのチョコレートブラウン……
管釣りでは、
魚へのアピールの強い釣り方から弱い釣り方へと移行していくのがセオリーと言われてますが、最初が0.7gのダーク系というのは、野球で言うと一回にいきなり満塁にされたような追い詰められた状況な訳です。
さらに悪いことにろくに寝ないで来たので、立っているのもしんどい状態でした。
時折休憩小屋で休んだり、レッドブル飲んでごまかしてました。
5キャッチ目のマスをリリースし、嗚呼しんどい、もう帰らないとやばい…と思った矢先。
確か11時過ぎですよ。
まさかの土曜放流!手違いで金曜の予定がズレこんだ模様です。
道理で今までアタリサワリが少なかったわけです。(むしろあの状態で5匹釣ったオレを褒めてやりたい。)
これで少しばかりやる気が回復したのでまだ粘ることに。
放流は対岸で行われたので魚を寄せるイメージでベスパの1.6gを遠投し、早速1キャッチしましたが、後が続きません。
レッドブルの効果も切れました。
先述の通り、しらこばとの放流は、すぐには機能しないみたいです。
なので、再び休憩を取り待つこと30分少々。
放流からおよそ1時間が経過して周りが釣れ始めた、というタイミングで戦線復帰したんですが、僕だけ釣れません。
1時過ぎにようやく釣れたと思ったら放流効果も消えてしまった模様。
釣ってようやくわかったんですが、おそらくスプーンが重すぎた。
最初にベスパ1.6gで釣ってしまったのと、もともとの切り替えの遅さが寝不足でブーストされた状態、というのが悪い意味でかみ合って、無難なルアーチョイスというものが出来なくなっていたと思います。
以降はクランクの巻き上げやチェイサーでポツリポツリと拾っていったり、流れのあるスライダー側右端のポイントでのラインメンディング等を練習したりしてましたが、時速4ぐらいだったと思います。放流残りと、水温が上がって動き始めた魚を釣っていった感じじゃないでしょうか。ヒット自体はかなりあったのですが、皮一枚のバイトをバラシまくりでした。
結局この日は午前は最悪でしたが、午後は上手い人ならかなり釣られてたと思います。
正確には数えてませんが、キャッチ数は15匹強位ではなかったかと。
これが3時間だったらいい気分で帰れるんですが、6時半過ぎから5時(そう、二月から5時まで開いてるんです…)までの10時間余りで15匹ですからね…
嘆息するのみですよ。
おそらくこの日の午前がしらこばとの「底」だったと思いますし(4月後半にも高水温で地獄になることがありますが)、厳寒期の放流の効き方やどれ位の重さのスプーンで釣って行けばいいのか、についてはヒントを得られたと思います。
実に冴えない釣りでしたが、非常に勉強になりました。
あなたにおススメの記事