杉戸魚園
またしてもコイの釣り堀に行ってきました。
最近は天然フィールドでもルアー投げに行ってるんですが、それはおいおい書いてこうと思います。
今回行ったのは当ブログでちょいちょいUPしてる市ヶ谷ではなく、埼玉にある杉戸魚園というところ。
水田と青空が目に清かな田舎道に囲まれた、昔ながらの釣り堀でした。


最近は天然フィールドでもルアー投げに行ってるんですが、それはおいおい書いてこうと思います。
今回行ったのは当ブログでちょいちょいUPしてる市ヶ谷ではなく、埼玉にある杉戸魚園というところ。
水田と青空が目に清かな田舎道に囲まれた、昔ながらの釣り堀でした。


入り口に立って見渡すと、池が手前と奥と二つあります。
奥の池にはファミリーが一組いますが、それ以外にお客さんはいません。
手前の池がどうやら「本命池」のようで常連さんと思しきオッちゃんもといご高齢の紳士勢でかためられていました。
ジェネレーションギャップ半端なかったです。
つか、ざっと見渡しても
従業員が見当たらない!
受付がよく分からない!
入り口から見て右手に、年季の入った小屋が二棟あるのですが、手前の小屋はガラス扉から覗けるものの人の気配がなく、奥の小屋は完全に締め切っており、開けていいものか悩みます。
仕方ないので常連のオッちゃんの一人に受付はどこか尋ねてみると、果たしてオッちゃんは奥の方の小屋の引き戸を開けて中にいる人物に「お客さんだぞ〜!釣りするってよ〜」などと声を掛けて下さいました。
僕もそのオッちゃんについて奥の小屋まで行ったのですが、中ではガンガンに冷房を効かせてあって、三、四人ほどがテレビを見ながら談笑しています。乾き物の類も揃っていましたw
その三、四人の中の、ちょっと強面なようで愛嬌を感じる風貌のオッちゃんが店主のようでした。
(さっきから「オッちゃん」という単語が頻出していますが、その場にいたほとんどがオッちゃんなのだから仕方ないのです。そして、オッちゃんが集まると顔の区別がほとんどつかないものなのですね。)
何だかこれは凄いところに来てしまったぞ…
などと思いましたが、
店主(園主というべきか?)はめちゃくちゃ親切な方でして、レンタルタックルを見繕い、わざわざハリスを結び直し、餌を粉から作り、タナ取りやら餌打ちやらして下さいました。新品の手拭いや手洗い桶まで用意して下さり、まさに至れり作れりでした。釣り座にはタナ取り用の消しゴムも置いてありましたし、やる気がないようでツボを抑えたサービスでしたね。
レンタルタックルは市ヶ谷に慣れた者からするとハイグレードな感じでした。半誘導になっているので食い上げアタリもウキに出ます。また、ハリス切られても追加料金などは取られませんでした。
いや、市ヶ谷も多分そんな酷いってことはなく、初心者でも十分楽しめますが。
欲を言えば、もう少しバットが硬い竿の方が寄せやすいですし、ハリスの強度及び結束が若干弱い気もしましたが、食いをよくするためのサービスと捉えておきました。
料金は、ネットで事前に調べた価格(500円/時間)ではなく、1300円/日でした。あと、パラソルは200円でレンタルできます。
営業時間は聞くの忘れました。
一時間やって撤収しようと考えていた僕としては事前の想定より1000円多い1500円の出費が痛いですが、仕方がないので二時間ほど遊ぶことにしました。
釣り座ですが、初回なのでベテランが陣取る手前の池は気が引けて、食いがいいという奥の池を選びました。その中央付近、噴水際に布陣しました。

正直に言うとこの釣りをかじった人なら、奥の池は簡単過ぎるかも知れません。それくらい魚影と活性が凄まじいです。下手クソの僕でも二時間でまあまあ釣れました。

しかし、スリムかつ筋肉質なコイばかりで、ピンと張ったヒレの先が紅く美しいのが特徴ですね。まるで河川で釣ってきたコイのような風貌でした。アベレージサイズも50cm近くあると思われ、引きは強かったです。二回ほどハリス切られましたし、ビクに入れといたコイがジャンプして逃げること、何と二回。それ位コンディションいいです。

若干面食らう部分もありましたが、総じてみればいい魚がいて、店主や常連の方にも親切にして頂き、田舎のマッタリした感じも悪くないな、と思った次第です。
なお、園内に自販機等は無かったように思うので飲み物等は予め用意しといた方が良さそうです。