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埼玉ドブ五目

埼玉県には、海が無い(苦)

たまには釣り堀ではない場所の魚を

   

 当ブログを読み返すと筆者は釣堀や管理釣り場しか行ってない風に見えますが、この8月は結構頻繁に近隣の天然フィールドに繰り出しております。

 天然フィールドっていうと、一般的にはこういう風光明媚な地域に行って、
yunoko

「今日は濁りが強いな、支流域を当たってみよう」「○○のハッチが始まったね」といった洒落たフレーズを決めつつ釣っていく感じを想像されるかも…

そんな記号的な、婦女子的な「自然」でも、野性的でマッチョな”nature”でもなくて、
カフェオレ色の水とゴミの流れる中流域とそこに連なる支流やドブや野池などにオモムキを感じるというのは、中々理解されない感覚かもしれません。
(こんなこと言ってるけど、渓流とか行きたくないわけじゃないんですよ。手間とか安全装備などのイニシャルコストにビビって行けないんです) 


 今回は河川を遡上したシーバスを狙いに某河川中流域へ。

 釣れる可能性があるエリアなのは分かってましたが、流石に下流や港湾に比べたら魚は薄いだろうし、細かいポイントの情報や潮の影響とかは全く知らないので…
 ゼロ、とは言わないまでも20~30位からのスタートです。


 実は一週間前にポイント調査してホゲたのですが、二回目となる今回はタイミングを変えて数か所撃ってみました。


 最初に入ったポイントでは自分的には二大エースだったルアーを両方ロストしたし…
 次のポイントはとんでもない200mの藪漕ぎの後とんでもない湿地に突入して靴に浸水する憂き目に遭ったのに、数投で終わってしまいそうな単発ポイントでした。。。


 でも、こういう苦労があるからこそ天然フィールドで釣れる魚には管理釣り場とは別種の感慨があるのかも知れません。


 それに、シーバスみたいに身近な場所にいる魚狙ってると日常の風景が変わって見えます。

 うがった見方をすれば僕の行動範囲は都心を除けば本当に道路と住宅地ばかり(埼玉ではこれにイオンモールと田畑が加わる…)の悲しい金太郎飴状態ですが、

水際に立つことで視点が変わるし、地形や季節、河川の整備管理など人間の営みなんかも気にするようになると、多少はポジティブなものの見方が出来るようになるかと。


 まあ、エントリーするだけでも上記の通り相当な手間が掛かっちゃってるわけで、本当に身近な対象魚と言えるのかw


 閑話休題、この日の三ポイント目。


 河川に掛かる橋下の明暗といういかにもなポイント。


 前日の大雨により増水した河川の流れに本格的に下げ始めた潮が絡むタイミング。


 激濁りかつゴミが多くベイトも目視できなかったんですが、手短に撃ってみることに。



 水面直下をTKLM9/11で厳密に探るも出なかったので、ソラリア100Fをアップクロスに遠投して、流れに乗せつつもリールを巻いてレンジを入れてやる。


 ソラリアが流芯の際と明暗の境目の交点でターンするかな?というスポットで、ズドンとド派手なバイト!


 あ、本当にここで釣れるんや!
seabass1


47㎝くらいですが、記念すべき魚なんでばっちり計測。
流れにのってか、フッコ級としては経験したことがないレベルで走りました。



 その後同じパターンで出る魚はおらず、流れの強さを考慮してシリテンバイブ73でより低いレンジを探ってみましたが、1バイトのみ。
 そちらは岸近くのカケアガリと明暗の交点でしたね。


 このポイントでは他に葦際で水柱を立てるアイツのバイトもありましたし、調査釣行としては満足の行く結果が得られたと思います。

 下流側のヨレからもライズっぽい音が聞こえてきて雰囲気はあったんですが、翌日に響きそうなんで粘らず撤収することにしました。
 
 


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